あなたの心の癒されてない部分
言葉と私020
エクササイズ1-11
あなたの心のどこが癒されてないかを簡単に三つ書いて下さい。
制限時間3分
「癒されてない部分」といわれてもピンと来ない方は、こんな思いがあるかどうかを考えてみて下さい。
「誰か、または何かを恨んでいるか」
「いつもふと思い出す腹の立つ思いがあるか」
「それを思い出すと悔しくていられない出来事があるか」
「理由はわからないけど、ときどきむかむかと腹の立つことがあるか」
「復讐したいと思っていることはあるか」
もしこんな思いを抱えているようなら、そこが「癒されてない部分」だと思って下さい。
エクササイズ1-12
エクササイズ11で書いた三つの事柄について、リフレーミングによって癒す言葉を書いて下さい。
制限時間ひとつにつき3分 三つ合計で9分
うまくリフレーミングの言葉が見つかりましたか?
「リフレーミング」という言葉の意味は こちらに書かれています。
エクササイズ12をできるできないに関わらず、自分なりにやったら、このページのずっと下を読んで下さい。
リフレーミングの言葉は見つかりましたか?
いろんな人がいると思います。
たとえば、
1.リフレーミングの言葉が見つからなかった人。
2.リフレーミングの言葉は見つかったけど、心が変化するわけではないなと思った人。
3.リフレーミングの言葉を見つけて、なるほどと思った人。
まずは「1.リフレーミングの言葉が見つからなかった人」に申し上げます。
リフレーミングという言葉に触れたばかりの人は、たいていその意味が理解できないものです。安心して下さい。
自分で実際にたくさんのリフレーミングをしていくことで、次第にリフレーミングが何かということを理解していきます。
最近ではネットを検索するとたくさんの「リフレーミングについての説明」を読むことができます。それらを読んでみて下さい。あなたにしっくりする説明があるかもしれません。
「2.リフレーミングの言葉は見つかったけど、心が変化するわけではないなと思った人」に申し上げます。
僕も最初はそう思っていました。もう20年以上前のことです。これは自分がそのように心を動かしてみようかな?と思わない限り、そうなりません。無理にそうする必要はないのですが、できるようにしたほうが自分にとって便利というだけです。そんなことはしたくないという方は、無理になさらなくても結構です。
それはしてみたいけど、そうはなかなかならないという方は、ときどきリフレーミングのことを思い出して下さい。たとえば、自分が何かの理由でイラッとしたとき、もしその状況をリフレーミングするとしたら、どんな言葉でリフレーミングできるだろう?と考え、その言葉とともに湧き上がってくる感情と一緒にいるのです。感情が湧き上がってこない人は、感情が湧き上がらないままにしておいてください。いつか湧き上がるようになるでしょう。
瞑想をすることをお勧めします。
あと、僕が劇的にリフレーミングの言葉とともに感情が変わるようになったのは、「笑い続ける」というエクササイズをしたことがきっかけでした。理由がなくても決めた時間内、とにかく笑い続けるというだけのエクササイズです。それを二時間程度続けました。まず顎が痛くなりました。しばらくして今度は腹筋がつりそうになりました。それでもまだ二時間にはならないので、無理矢理笑い続けました。笑い続けるためには何か自分を前向きにさせる理由を次から次へと考えないと続けられません。これを二時間ほどすることで、やっとリフレーミングの感覚が得られるようになりました。興味のある方はやってみて下さい。30分や1時間でも充分効果があると思います。ただし、個人差はあるでしょうね。
「3.リフレーミングの言葉を見つけて、なるほどと思った人」に申し上げます。
素晴らしいですね。すでにどこかでリフレーミングを習っていたのではなく、はじめてやってそうなるのであれば、その感覚をいろんな場面で育ててみて下さい。
多次元リフレーミングについては、第三章にて説明します。しばらくお待ちください。