矛盾について

書く冒険への誘い

矛盾について

言葉と私005

「あなたの行動を決める言葉は何ですか」にこう書きました。

ここから先はあなたが手探りでやっていくことが大切です。僕がいろんなことを教えてしまっては、自分で本当に何を見つけたのかわからなくなってしまいます。

しかし、その次のページ『「気持ちいいもの」まとめて説明』で、いろんなことの説明をしました。その結果、「これは矛盾ではないか」と感じた方がいました。

矛盾と言えば矛盾ですね。そして、こう考えてみて下さい。このサイトには僕がいろんなことを書いていきます。それはあなたが文章を書くためのヒントです。ヒントには矛盾が含まれることもあると。

または、別の見方を提供しましょう。ある面から見ると矛盾に思えることが、別の面から見ると矛盾でもなんでもないことがある。

もっと違ういい方をしてみましょう。物事は多次元であり、自分の視点からだけ見ていると矛盾していることが、もっとたくさんの視点から見ることで、実はそれが合理的であることが理解できることがある。

限られた視点から見るといろんなことが矛盾しているように感じるものです。自分一人の視点だけで物事を解釈して生きていくと、どんなに合理的に生きようとしても、理論で割り切れるようには生きていけません。違いますか? そのような矛盾は受け入れるしかありません。別の人の立場に立つことで、その矛盾がどうして生じるのか、理解できることがあります。ただ、矛盾を正当化することは正しくありません。「もともと矛盾しているのだからもっと矛盾を作っていこう」こう考えるといろんな問題が生まれてきますよね。矛盾のないように生きていこうとしても、どこかに矛盾が生じてしまう。それを肯定するのではなく、受け入れましょう。それは私の視点から生まれてくる矛盾なのですから。

言葉は、ある視点から生まれるものであり、違う視点から生まれる言葉はまた違うものになりがちです。

人はみな視点が違うのですから、いいたいことも感じることも違って当たり前です。視点が近い関係のとき、いいたいことや感じることが同じに思えることがあります。それでも丁寧に表現していけば、多少の違いはあるものです。家族や、とても仲のいい人同士に意見の食い違いがあるように思うのは、互いの共通点を知りながら、違いに注目しているからです。つまり、矛盾がうまれるということは、あなたがそのことについてとても深く注意をしているからです。その矛盾を「矛盾」と表現するか、その矛盾に何か「学ぶべきこと」を見つけるか、またはその矛盾を楽しむかはあなた次第です。自分以外の視点に立つと、それは矛盾ではなくなることがあります。

矛盾があるとき、その矛盾を生み出した人や物事を責めるのではなく、その矛盾を味わうことで、何か得ることがきっとあります。ただし、「そうしなければならない」とは思い込まないで下さい。

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